バイエルン:選手の年俸

130525171626-bayern-munich-celebrates-single-image-cut

ドイツのBIld紙より
*文中にある年俸の額について、メディアによって多少の幅がありますので念のため。

ブラジルのサイトで、このビルト紙のレポートが取り上げられていました。
チャンピオンズ・リーグに於いて、過去4回の内3度も決勝に進出し、
昨シーズンは念願であった12シーズンぶりの優勝も成し遂げたバイエルン。

それだけの質の良い選手が4、5年前からいた訳ですが、
彼らが何故プレミアなどのビッグクラブに行かないのか不思議だったのですが、
それなりに給料払ってたようです・・。

以下、年俸が高い順で上位20人のリストです。
*日付は契約満了日

フランク・リベリ – 1,200万ユーロ- Jul/2017
マリオ・ゴッツェ – 1,200万ユーロ – Jun/2017
フィリップ・ラーム – 1,000万ユーロ – Jun/2016
バスティアン・シュバインシュタイガー – 1,000万ユーロ – Jun/2016
トーマス・ミュラー – 800万ユーロ – Jun/2017
チアゴ・アルカンタラ – 800万ユーロ – Jun/2017
マヌエル・ノイヤー – 800万ユーロ – Jun/2016
アリエン・ロッベン – 700万ユーロ – Jun/2015
ダヴィッド・アラバ – 700万ユーロ – Jun/2018
ハビ・マルチネス – 600万ユーロ – Jun/2017
ジェローム・ボアテング – 600万ユーロ – Jun/2018
ファン・ビュイテン – 500万ユーロ – Jun/2014
マリオ・マンジュキッチ – 500万ユーロ – Jun/2016
ラフィーニャ – 500万ユーロ – Jun/2017
トニ・クロース – 450万ユーロ – Jun/2015
クラウディオ・ピッツァーロ – 450万ユーロ – Jun/2014
ダンテ – 350万ユーロ – Jun/2016
ホルガー・バットステューバー – 350万ユーロ – Jun/2017
ジェルダン・シャキーリ – 250万ユーロ – Jun/2016
ディエゴ・コンテント – 200万ユーロ – Jun/2016

一番はリベリ、というのはわかるのですが、
それでも1,200万ユーロも貰っていたんですね・・。
時代は変わりました。。
一昔前、2001年のポルトガルのRecord誌の記事を見つけたのですが、
当時、最も高い年俸を受け取っていたとされるのはバルセロナのリヴァウドで、
約660万ユーロとありました。
その年にジダンがレアルへ移り、彼のクラスでも最高で700万から800万ユーロ程
だったと記憶しています。
何故かレコバがインテルで900万ユーロ近い契約を勝ち取っていたのは
今でもカリチョの中の七不思議の1つなのですが・・。

それにしても、新規加入したゴッツェが1,200万ユーロでリベリと同額を
受け取っているというのは驚きました。
シュバインシュタイガーを相当額上回る年俸を貰っていますが、
カリチョが勝手に持っていたバイエルンのイメージが、大きく覆されました。。
ミュラークラスで800万ユーロですから、生え抜き選手が冷遇されている、
と感じてもおかしくないですよね。。
そしてプレミアへの移籍が噂されるクロースが450万ユーロ・・。
アラバが700万ユーロ貰っていると、どうしても比べてしまいます・・。
*アラバは素晴らしいサイドバックですが、少し払い過ぎな気がします。

何とも酷な世界ですね。。
ただ、クロースがもし契約を延長するとなれば650万程にはなるでしょうけど・・。

そして・・ブラジルのサイトが不満を漏らしておりましたが、
移籍してから定位置を確保し、ディフェンスラインには欠かせないパーツとなりました、
ダンテ・・。
チーム内では17番目で、350万ユーロです。。
もちろん、勝利給やボーナスなどでプラス100万〜200万はあるのでしょうけど、
ラフィーニャが500万であればそれは少しおかしいだろうと思われても仕方ないですね。

バイエルンのファイナンシャル部門のディレクターであるドレーセンさんの談話です。

− 確かにものすごい金額ではありますが、
彼らの力なしであの3冠はあり得ませんでした。
もし選べるとするならば、これだけの金額を払ってでも、
やはりもう一度あの栄冠を味わいたいですね。−

悲惨なのは、お金を山ほど使ってもタイトルに恵まれないときですね・・。
レアルはチャンピオンズを、いつ獲れるのでしょうか・・。

コメントを残す